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NEC、AIを活用しスーパーマーケット向けマーケティング・需要予測製品を強化

NECは、スーパーマーケット向けにAI(Artificial Intelligence)を活用したマーケティングや需要予測に活用可能な製品を提供する。第1弾として、マーケティングや需要予測に関する2種の製品を発売する。これらの製品を活用した実証実験を、ライフコーポレーションと、三越伊勢丹フードサービスが運営するクイーンズ伊勢丹で実施している。併せて、新たにIaaS(Infrastructure as a Service)に対応した本部基幹業務ソフトおよびコンパクトなセミセルフPOS端末を発売する。AIを活用した製品については、顧客の基本的なプロフィールや購買履歴から、顧客の詳細なプロフィールや商品属性(DNA)を、AIを活用して高精度に自動推定する「NEC Marketing Segmentation」を提供する。分析期間・コストを削減し、顧客1人ひとりの趣味や嗜好を踏まえたマーケティングを可能にする。また、過去の商品販売実績や廃棄数、気象予報、キャンペーン情報など多様なデータの相関関係を、AIを活用して分析することで、日配品など商品ごとの販売数を高精度に予測する「商品需要予測ソリューション」を提供する。需要予測に基づいた発注により、欠品防止や廃棄ロス削減、在庫適正化を図れるようにする。NECは、AIを活用したスーパーマーケット向けの製品について、今後3年間で20社への提供を目標にする。基幹業務ソフトの新製品に関しては、多店舗展開に適したWeb型本部基幹業務ソフト「DCMSTORE-MD」について、「NEC Cloud IaaS」やAWSAmazon Web Services)などの各種クラウド基盤サービス上での稼働に対応した新製品を提供する。セミセルフPOS端末については、本体幅358mm、奥行き685mmと省スペース化した「TWINPOS R」を提供する。「Google CloudはAI(人工知能)を民主化する」――。米スタンフォード大学から米Googleに移籍したAI研究者のFei-Fei Li氏は2017年3月8日(米国時間)、米サンフランシスコで始まった「Google Cloud Next 2017」の基調講演でこう語り、AIクラウドの新機能などを発表した。Google Cloud Nextは、Googleが毎年開催するクラウドのカンファレンス。初日の基調講演にはGoogleのSundar Pichai CEO(最高経営責任者)や同社クラウド事業部門のトップであるDiane Greene上級副社長などが登壇したが、新機能の発表は2016年11月にGoogleに移籍したばかりの著名AI研究者、Fei-Fei Li氏が担当した(写真1)。Li氏は画像認識アルゴリズムの開発に必要なデータセットを研究者に提供する「ImageNet」プロジェクトの立役者として知られる。GoogleではAI&機械学習担当チーフサイエンティストを務めるLi氏は基調講演で、AIはより多くの人々に利用されてはじめて、社会や経済に大きなインパクトを与えるものだと指摘した。Li氏は「すべての自動車が自動運転車になれば、渋滞は大幅に減少し、駐車場不足も解消し、都市を根本的に変えていく。AIで重要なのはスケール(規模)だ。誰もがAIを使えるようになれば、社会は大きく変貌する。そのためにはAIの民主化、AIを誰でも使えるようにすることが必要だ」と語り、「それを実現するのがGoogle Cloudだ」と主張した。Google Cloudは「AIの民主化」を実現するために、(1)計算能力(コンピュート)の民主化、(2)アルゴリズム民主化、(3)データの民主化、(4)才能(タレント)の民主化という四つの民主化を進めていくという。計算能力の民主化を実現するために、機械学習に必要なコンピュータ資源をオンデマンドで提供する「Cloud Machine Learning(ML)」を提供する。Cloud MLは2016年9月にベータ版の提供を開始しており、今回サービスが正式版に格上げされた。アルゴリズム民主化のためにGoogleは、ユーザーがアルゴリズムを開発しなくても、画像認識などのAIをアプリケーションに組み込めるようになる各種APIアプリケーション・プログラミング・インタフェース)をクラウドのサービスとして提供している。Li氏は今回、新しいAPIとして動画認識APIである「Video Intelligence API」を発表した。Googleクラウドにアップロードした動画の被写体をAIが認識することで、被写体をキーワード検索で見つけ出せるようになる。AIのAPIとしてGoogleは既に、音声認識の「Cloud Speech API」、画像認識の「Cloud Vision API」、機械翻訳の「Cloud Translate API」、自然言語解析の「Cloud Natural Language API」を提供している。音声認識や画像認識のAPIは米Amazon Web ServicesAWS)や米Microsoftなども提供しているが、データ量が大きく解析するのに大量のマシンパワーを必要とする動画認識のAPIを提供するのは、Googleが初めてとなる。イーライフ